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こどもに安心・安全なパンの選び方。離乳食に使える?

2023.06.29パンの豆知識

こんにちは。大阪府堺市でパンを製造・販売している『創作工房プランタン』です。
毎日のようにパンを食べているご家庭が多いですが、こどもは何歳から食べられるのでしょうか。
また、大切なお子様には美味しく安心・安全なパンだけを食べてほしいもの。

この記事ではこどもに安全なパンの選び方や段階別のパンの離乳食の作り方を紹介します。
お子様に健やかに育ってもらうために、参考にしてみてください。

こどもは何歳からパンを食べていい?

こどもは離乳食の初期である、消化器官がある程度発達する生後5、6ヶ月ごろを目安にパンが食べられます。
ただし、パンには5大アレルゲンのうち小麦・卵・牛乳が含まれていることが多く、アレルギー症状がでてしまう可能性も。
小麦・卵・乳製品を単体で試してみて、問題ないようであればパンの離乳食に挑戦してみるのがおすすめです。

ただパンには小麦が含まれている量が多く、同じ量の茹でたうどんの3.5倍も含まれているといわれています。
そのため、まずは小麦の量が少ない茹でたうどんがアレルギー反応なしで食べられることを確認してみてください。
その後、うどんより少ない量の食パンを離乳食として与えると安心です。

こどもに安全なパンの選び方

イギリス山食

年齢に関わらず、大切なお子様には安心・安全なパンを食べさせたいものです。
下記のポイントを確認しながら、こども用のパンを選んでください。

・食べやすい硬さか
・砂糖は多すぎないか
・添加物・防腐剤は不使用か

ここでは、こどもに安全なパンの選び方を紹介します。

— 食べやすい硬さか

必ず、パンが食べやすい硬さかどうか確認してから与えてください。

小さなこどもは自分が呑み込める硬さがわからず、パンが硬すぎたせいで喉に詰まらせてしてしまう事故が発生しています。
食パンの白い部分などやわらかく飲み込みやすい部分を与えたり、月齢によってはパン粥にして与えたりしましょう。

先日、まだ4ヶ月のこどもがすりおろしたリンゴを喉に詰まらせてしまった事故もありました。たとえ食べやすい硬さにしても、食事の時は目を離さないよう十分注意してください。

— 砂糖は多すぎないか

小さなこどもは砂糖の摂り過ぎも厳禁。
なぜなら砂糖を摂りすぎると虫歯になったり、イライラしやすくなったりすると言われているからです。

メロンパンやクリームパンなどの甘いパンには砂糖がたっぷり使われています。
こどもに食べさせるパンは、食パンやロールパンなど、できるだけシンプルな物を選ぶのがおすすめです。

プランタンでは、色々な種類のパンを手作りしています。
シンプルで美味しいパン探しに迷ったら、プランタンにおいでください。

— 添加物・防腐剤は不使用か

パンにはさまざまな添加物・防腐剤が使用されていることがあります。

添加物は厚生労働省が使用を認めており、基準の量に沿って使用されている安全なものです。
しかし、過剰に摂取したり体に合わなかったりすると体調を崩す可能性も考えられるため、できるだけこどもの食事では避けたほうが良いでしょう。

プランタンのパンはイーストフード不使用。
当日や翌日までに食べるのを前提で作っているため、防腐剤も使いません。
常温ですとあまり日持ちはしませんので、たくさん買った時は冷凍保存をしてください。

パンの保存方法についてはこちら

【段階別】パンで作る離乳食

たとえ安全なパンを選んでも、小さなこどもはパンをそのまま食べられるわけではありません。そのまま食べられるようになるまでは、離乳食を作る必要があります。

ここでは、こどもの成長段階に合わせた離乳食を紹介します。
パンを使って、美味しい離乳食を作ってくださいね。

— 初期

5~6ヶ月の離乳食初期はパン粥がおすすめです。

パン粥とは、砕いたパンを粉ミルクや水と一緒に煮てトロトロにしたものです。それをすりつぶしたり、裏ごしして滑らかにします。パンは食パンなどシンプルで柔らかいものを使用し、噛まずにゴックンと飲み込めるポタージュ状のものにします。
一度パンを冷凍するとおろし金ですり下ろせるので試してみてください。

パン粥に、かぼちゃや人参などの野菜ペーストを加えるとバリエーションも豊富になります。
アレルギーがないか確かめるため、最初は小さじ1杯程度を与え、そこから徐々に量を増やしてください。

— 中期

7~8ヶ月の離乳食中期は口の中ですりつぶせるようになるので、1cm角に切ったサイズのパンを使ったパン粥を作りましょう。パンは初期と同じく食パンなどのシンプルな柔らかいパンがいいですね。硬いパンはまだ食べるのが難しいので、食パンを使う場合は耳は切り落としましょう。
舌で潰しながら食べる練習をさせるために、あえて少し形を残してください。

パンと一緒に細かく刻んだ野菜を煮ると、栄養バランスもばっちりです。

— 後期

9~11ヶ月の離乳食後期はパンをお粥にしなくても食べられるようになります。
食パンの耳など硬い部分はまだ噛み切れないため、真ん中のやわらかい部分をあげるのがポイントです。

喉に詰まらないよう細かく切って、手づかみで食べさせてください。
自分でパンを握って食べることで、食事の楽しさを学べます。

— 完了期

12ヶ月~18ヶ月は離乳食完了期と言われており、前歯が生えそろってくる時期です。
耳を落とした食パンのほか、小さく切ったロールパンが食べられるようになります。
まだ噛み切るのは難しいため、薄くスライスしたり、バゲットは白い柔らかい部分のみを与えてください。
お肉や野菜、チーズなど栄養バランスを考えながら献立を作りましょう。

ここで記載している月齢はあくまで目安ですので、お子様の成長にあわせてあげるようにしてください。また食事中は安全のため、目を離さないようにご注意ください。

パンの栄養について詳しくはこちらをご覧ください。

こどもに優しいパンで、成長を見守りましょう

パンは、手づかみでも食べられる手軽な食品です。
小麦・牛乳・卵が含まれているパンが多いためアレルギー反応に気をつければ、5・6ヶ月の離乳食初期から食べられます。

また、お子様に優しいパンを選ぶには、種類や原材料に気を配る必要があります。
健康や安全を考えるなら、やわらかくて砂糖が少ない食パンなどシンプルなパンがおすすめです。

プランタンではイーストフード・防腐剤を使用していない安心・安全なパンを毎日手作りしています。
堺でパン屋さんを探しているのであれば手作りパン『創作工房プランタン』にお立ち寄りください。

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