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パンが健康志向の方におすすめの3つの理由

2023.07.05パンの豆知識

こんにちは。大阪府堺市でパンを製造・販売している『創作工房プランタン』です。
毎日のように食べるパン、健康に良いのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
また、より健康に気を配りたいのであれば、どういったパンを選べばいいのでしょうか。

この記事ではパンの健康面におけるメリットや、健康志向の方におすすめのパンの選び方を紹介します。

「パンは健康に悪い」って本当?

パンが健康に悪い、ということはありません。
もし本当に健康に悪いのであれば、パンを主食に生きてきたヨーロッパの人々はすべて不健康になってしまいます。
にも関わらず、「パンは太るから」「グルテンはダメ」などパンと健康に関する噂が流れることがありますよね。
ここでは、それらの噂の真相についてひとつずつ解説していきます。

— パンは太るからダメ?

「パンを食べると絶対に太るから健康に悪い」というのは間違いです。
そもそも「パンは太る」と言われるようになった原因は、パンがご飯と比べてGI値が高く、糖質・脂質が多いからです。

GI(グリセミックインデックス)値とは食後の血糖値の上がりやすさを示す指標で、GI値が高い食品ほど食後に血糖値が急上昇し糖を脂肪に変えやすくなります。
また、糖質や脂質は大切なエネルギー源ですが消費しきれないと体に脂肪として蓄えられます。

これらの理由からパンは太りやすいといわれますが、対策は可能です。
たとえばパンと一緒にオリーブオイルをとると血糖値の上昇を抑えられますし、糖質や脂質は食べ過ぎなければ問題ありません。
パンに限らずどんなものも食べ過ぎるのは健康に良くないもの。主食とともに野菜や肉を食べて、栄養バランスに気を付けてください。

ダイエット中のパンの食べ方のコツはこちらで紹介しておりますので、太るのが心配な方はご覧ください。

— グルテンは避けるべき?

グルテンフリーが注目されつつあるため、グルテンが多いパン=体に悪いと認識している人もいるでしょう。
なかには「日本人は米を食べてきたのだから、グルテンは身体に合わない」と主張する方も見受けられます。

もちろん小麦アレルギーやセリアック病などといった、グルテンを避けたほうが良い症状を持っている方は避けたほうが良いです。
ですが一方で、内閣府の食品安全委員会は「グルテンによる健康影響はセリアック病以外に科学的根拠を示す証拠がない」と公表しています。
むしろ特定成分を極端に排除するのではなく、バランスの取れた食生活を推奨しています。

噂に振り回されず、パンや野菜、肉などバランスの取れた食事をするのがおすすめです。

パンが健康にいい3つの理由

パンは健康に悪いどころか、むしろ健康に良い面がたくさんあります。

・栄養がたっぷりある
・食事の楽しみが感じられる
・手軽に野菜を取り入れやすい

ここでは、パンが健康に良い3つの理由を解説します。

— 栄養がたっぷりある

パンはご飯と比べて栄養がたっぷりあります。
食パンとご飯、100gあたりの栄養は下記の通りです。

タンパク質炭水化物
(糖質+食物繊維)
脂質ビタミンB1カルシウム
食パン9g46.6g4.2g0.07mg23mg
ご飯2g37.1g0.3g0.02mg3mg
出典:パン食普及協議会「パンの栄養」文部科学省「食品成分データベース 食品詳細」

主要な栄養をみると、パンはご飯より栄養が含まれていることがわかります。
とくにタンパク質は4倍以上、カルシウムにいたっては7倍以上多く含まれており、不足しがちな栄養素もパンで補えます。
ただし、栄養豊富とはいえパンだけで1日に必要な栄養全てを摂取できるわけではありません。
野菜や肉、魚などバランスの良い食事を心がけましょう。

パンの栄養についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

— 食事の楽しみが感じられる

パンは老若男女問わず多くの人に食事の楽しみを与えてくれます。
ご飯や麺はそのままだと手づかみで食べられないため、小さな子どもやお年寄りは手助けが必要な場合もあります。ご飯はおにぎりにすれば手づかみで食べられますが、ひと手間かかりますよね。

一方、パンは箸が不要で、小さな子どもからお年寄りまで自分で持って食べられます。
身体に不自由がある方も手づかみで自力で食事ができる場合もあるため、リハビリにも良いかもしれません。実際、パンは病院でも入院食として提供されているのです。
パンにより食事という楽しみが増えることで心の健康にもつながります。

— 手軽に野菜を取り入れやすい

栄養バランスを考えるうえで野菜は欠かせません。しかし、1日に必要とされる350g以上の野菜を摂取するのは、なかなか難しいものです。

特に白米と一緒に野菜を食べるとなると、野菜を加工しないとおかずにはなりません。
もちろん生野菜のサラダを一緒に食べることはできますが、あまり食は進まないでしょう。

一方、パンは切った生野菜をはさむだけで美味しく食べられます。
時間がない朝でも手軽に野菜を取り入れられるため、毎日の献立の栄養バランスを整えやすいです。
パンを朝食にするメリットは他にもありますので、詳しくはこちらをご覧ください。

健康志向で安心なパンの選び方

パンは健康に対し多くのメリットをもたらしますが、パンならどれでも健康に良いというわけではありません。より健康を意識するなら下記の項目を参考にしてください。

・穀物の種類
・添加物の有無
・シンプルなパン

ここでは、健康志向で安心なパンの選び方を紹介します。

— 穀物の種類

多くのパンには小麦粉が使用されています。健康をより意識するのであれば、より栄養が多い全粒粉やライ麦を使用しているパンをおすすめします。

全粒粉とは、小麦の外皮を取り除かずに丸ごとすりつぶしてできた粉のこと。お米でいう玄米にあたります。
真っ白な小麦粉よりもビタミンやミネラルが豊富です。
ライ麦粉とは、ライ麦という穀物から作られた粉のことで、全粒粉と同様にビタミンやミネラルが豊富です。
どちらも小麦粉と比べてGI値が低く食物繊維が豊富のためダイエットにも適しています。

プランタンではライ麦食パンやミーゲルなど、ライ麦を使用したパンを手作りしています。
より健康的なパンをお探しのときは、プランタンにいらしてくださいね。

— 添加物の有無

パンを長持ちさせたり、短時間で作ったりするために、添加物を使用していることがあります。
添加物は定められた基準に従った量しか使用されていませんが、過剰に摂取すると体調を崩す可能性もあります。

大切な家族やお子様にはできるだけ安心できるパンを食べさせたいですよね。
健康を考えるなら安心・安全な原材料を使用したパンがおすすめです。

— シンプルなパン

パンを毎日のように食べるのであれば、できるだけシンプルなパンを選んでください。

甘い菓子パンには砂糖が、総菜パンの味付けには塩が使われています。
そのため、食パンやバゲットなどシンプルなパンと比べると砂糖や塩分を取りすぎてしまう可能性があります。
たまにのランチやおやつの菓子パンは良いのですが、毎日食べるのであれば、できるだけシンプルなパンを選ぶと良いでしょう。

安心できるパンを選び、家族の健康を守りましょう

パンは栄養たっぷりなうえ野菜も一緒に食べやすいので、健康に良いといえます。
ただし、食べ過ぎると糖質や脂質を取りすぎてしまいます。おかずやスープを一緒に食べるなどして、量には気を配ってくださいね。

より健康志向なパンを選びたいのであれば、栄養豊富な全粒粉やライ麦を使用しているパンや、安心・安全な原材料を使用したパンがおすすめです。

プランタンでは材料にこだわった健康に優しいパンを手作りしています。
堺でパン屋さんを探しているのであれば手作りパン『創作工房プランタン』にお立ち寄りください。

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